【危険】水槽にアルコールを入れてみた
酔っぱらってやったとか言うことではありません。
プラジカンテルが難水溶性なので、いつもはお酢で溶いてるんですが、ネットでアルコールで溶かすという記事を見つけまして、僕もアルコールで溶いてみようかなと思ったわけです。
お酢でも溶けるのですが、唯一、手がお酢臭くなるといのが欠点でして、アルコールならその問題はないから試しにやってみました。
こちらのアルコールを使用。食べても問題無さそうなので、魚に害もないでしょう。少量ですし。
夜に薬浴開始して、朝起きて水槽を見ると……
鼻上げ?!相当苦しそうです。
水も濁ってるし!
状況を把握する為にNH3+とNO2-を測定しますが、検出されず。
コリドラスを見ると、若干落ち着きがない感じですが、ディスカスほどに危ない感じがしません。コリドラスは腸呼吸できるので、酸欠には強いですから。
こんな時に、他の種類の魚がいると判断を助けてくれます。
以上の結果、酸欠だなと結論づけます。
慌てて、エアレーションMAXにして事なきを得ました。
以前に、こんな感じの飼育水の濁りと(おそらく)酸欠でグリーンディスカス2匹を亡くしてしまったことがあります。仕事から帰宅したら、2匹が水槽の奥に沈んでいました。
その時はディスカスは死にましたが、コリドラスとカージナルテトラは無事でした。今回の件と酷似しています。
今回は家にいるときに発見できて良かったです。
さて、これは一体何なのでしょう?
NH3+もNH2-も検出されないとなると、アルコールによる濾過バクテリアの大量死滅による水の濁りではなさそうです。
寧ろ逆に、好気性バクテリアの大量発生による濁りと、酸素の過剰消費のように思われます。水槽のガラス面も触るとヌメっていますし。
アルコールにはそのような細菌を大量増殖させる効果があるんでしょうか?
以前、グリーンディスカスでやらかした時は、原因特定できませんでしたが、HB-101の入れ過ぎの可能性を疑っていました。HB-101はバクテリアを増やすのに効くらしいので入れてみたのですが、分量を間違えて爆殖させてしまったのだろうか?と。
勿論、好気性バクテリア増殖による濁り&酸欠は僕の仮説にすぎません。顕微鏡でもあれば検証できるでしょうが…
しかし、前回と今回の件から推測するに、割と妥当な説だと思います。
今回の経験から…
プラジカンテルをアルコールで溶かすのはナシです!やってる人がいるみたいですが、我が家ではナシです!
手が臭くなりますがお酢でやりましょう!
しかし、転んでもタダでは起き上がらないと言うか、ご都合主義の僕は、これって、水槽立ち上げ時のバクテリアを増やす時に使えるんじゃね?
とか思うわけです。
水槽立ち上げる機会があれば実験してみたいものです。