ディスカスと水草 トニナ編

前回のミネラル編の後も僕は粘着質にまだネットを漁っていました。

ソイルのイオン交換や水槽の中のミネラルについて検索すると、シュリンプ(エビ)系の方のブログや知恵袋に頻繁に辿り着くということがわかりました(゚O゚)

エビは脱皮するので、外骨格を形成するCaやMgには気をつけないと脱皮に失敗してしまう様です_φ(・_・

最初からこっちを参考にすればよかったよε-(´∀`; )

ディスカスをはじめシクリッドは多々シュリンプイーターですので、自然界でもシュリンプ達と同じ環境に住んでいるはずです。
もしかしたら、シュリンプの飼育はディスカスの飼育にも役立つのかもしれませんね^^

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↑ヘッケル水槽にいるヤマトヌマエビ
pHが極端に低くても脱皮できるのかな…?



さて、今回は、

「pHが低ければ、トニナを植えればいいじゃない?」

なんとなく、マリーアントワネットが言った様な台詞ですが…笑

我が家のヘッケル水槽はpH5かそれ以下で、KH、GHともに1°dH以下の超軟水。

もともと我が家の水道水が超軟水な上に、
マジックマッシュ…じゃなくて、
マジックリーフと、
えーと何だけ? …シャブ…の実?
あ、そうそう、ヤシャブシの実が入ってるので、pHがハイ…
じゃなくて逆だった、
pHがかなり低く目になっております。

ん?何か急に文章がグダグダに…笑


まあ、とにかく笑
こんな環境なら確かに、トニナにぴったりじゃないですか。

そうだ、トニナを植えよう!

ディスカスとトニナいいじゃん(*゚▽゚*)
南米っぽいじゃん。
アマゾン感あるじゃん(←もはや妄想?笑)。

というわけで、早速お買い物に。

トニナ下さい!
あと、CO2添加するんで、外部フィルターも。
ライトは、家庭用のLEDでいいや笑

トニナ リオマディラ
トニナ リオネグロ
トニナ ベレン
スターレンジ
植えました^^
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うん、綺麗だ( ̄▽ ̄)


ところで、お気づきの方もいるかと思いますが、前回の記事で、ディスカスにはミネラルが大事とか言ってたのは、当の僕です。
あれ?
言ってることが違うじゃないかと。


では、少々お付き合い下さい。

トニナはソイルを使った軟水が良いとされていますが、それについて先日、面白いブログを見つけました。(以下、ご連絡の取りようがなさそうなので、勝手に一部要約して使わせて頂きます。ご一報下されば削除致します。もとのブログ →http://risuke77.fc2web.com/aquaplants02.html    素晴らしいブログだと思います)

要約するとこんな感じ。

トニナをはじめ南米系の水草は根からの栄養吸収に頼っている。

試しに、ソイルではなく大磯砂に南米系の水草を植え、イオン交換樹脂を使用し水を軟水化させて育成した。

それをソイルで育成したものと比較した場合、生育状態が明らかに劣る。

トニナなどの南米系水草が枯れる場合、CaやMgの欠乏症に酷似している。

そもそも、水草の成長にCaやMgはなくてはならないものである。

以上のことから、
ソイルのイオン交換は水の軟水化の為に必要なのではなく、
ソイルがイオン交換でCaやMgを水草の根元に集めることが重要で、その結果として、水が軟水化されるのではないか
と仮説を立てています。

ここで、話が繋がりますね。

pHが低くてかつCaとMgも必要。これがトニナの育成条件だと思います。これは前回の記事でディスカスについて書いた内容に反しません。

つまり、トニナを植えてもCaやMgなどのミネラルを水中に添加するのはむしろ良いことなのでは?
と僕は解釈しました。

というわけで、pHを低めに保ったままCaとMgを供給して育成してみようと思います。
ちなみに、ニガリは継続的に添加中です。

そんな観点からも、ディスカスとトニナの組み合わせも面白いのかなと思いました(・ω・)ノ

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小一時間、水槽の前で粘って撮れた写真がこちら


すぐに撮らないとまた流木の陰に隠れるので、僕のスマホカメラの腕ではこれが限界ヽ(;▽;)ノ笑